『日本歴史地名大系』行政地名変遷データセット | Geoshapeリポジトリ

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概要

『日本歴史地名大系』行政地名変遷データセットは、『日本歴史地名大系』(平凡社)の各巻末付録「行政区画変遷表」をもとに作成したデータセットです。江戸時代の郡・村から明治の市制・町村制施行(1889年)までの行政地名の変遷をまとめます。2023年10月現在、市区町村情報=3,611件を提供しています。1889年以降の行政地名の変遷については歴史的行政区域データセットβ版でまとめています。

行政地名データセットの全体像については、れきちめ:日本歴史地名統合データベース、あるいは以下のプレスリリースをご覧ください。

  1. 歴史的地名の「行政区画変遷」を大規模オープンデータ化~『日本歴史地名大系』を平凡社地図出版との協働により機械可読データとして強化~, 国立情報学研究所

(注) 本データベースは、現在のところ2都道府県のデータのみを公開しています。今後、予算を確保できれば、データベースを全都道府県に拡大していく予定です。

データセット(オープンデータ)

Geoshape市区町村IDベースのデータセット(2023年10月18日版)

歴史的行政区域データセットβ版で構築したGeoshape市区町村IDをベースにまとめたデータセットです。

ジャパンナレッジ項目IDベースのデータセット(2023年10月18日版)

ジャパンナレッジ版『日本歴史地名大系』の項目IDをベースにまとめたデータセットです。

ライセンス

本データセットは、CC BY 4.0の下に提供されています。

データセットをご利用の際には、以下のようなクレジットを表示して下さい。

『日本歴史地名大系』行政地名変遷データセット (https://geoshape.ex.nii.ac.jp/gch/)

利用したデータ

『日本歴史地名大系』(全50巻)の各巻末付録「行政区画変遷・石高一覧」

また「行政区画変遷・石高一覧」の作成にあたっては、以下のように多くの資料を参考にしました。

江戸時代の郷帳類による村名・町名

寛文郷帳・元禄郷帳・天保郷帳を主に用いて村名・町名の変遷を記述しますが、近世の藩領などの相違によって、都道府県によって使用した郷帳に異同があります。そのため、都道府県ごとに郷帳のリストを示します。

「地方行政区画便覧」による村名・町名

明治20年(1887)刊行の『地方行政区画便覧』による地名。底本として、忠愛社刊行本(明治20年4月6日刊行)の復刻版(象山社 昭和52年)を使用しました。

「市制・町村制施行」による町村名

明治22年(1889)の市制・町村制施行(「明治の大合併」)による町村名。その前後の資料として、下記のように異なる年次の資料による町村名を使用している場合があります。

  1. 北海道の明治9年(1876)「大小区画沿革表」の町村名
  2. 沖縄県・東京都島嶼部・長崎県対馬・鹿児島県大島郡・名瀬市の明治41年(1908)「沖縄県及島嶼町村制」施行による町村名
  3. 東京都小笠原支庁の昭和15年(1940)「普通町村制」適用時の町村名

「町村合併促進法公布時」の町村名

昭和28年(1953)の「町村合併促進法」公布時(「昭和の大合併」)の町村名。昭和の大合併直前の市町村名となります。なお沖縄県については、昭和31年(1956)の「市町村合併促進法」公布時の町村名を記載しています。

「現在市町村」

令和4年(2022)段階(現在)の郡名および区名・市町村名。各巻刊行時の市町村名の、平成の大合併後の変化を示しています。

「行政区画変遷・石高一覧」との相違点

  1. 「行政区画変遷・石高一覧」は書籍の刊行時期によって『地方行政区画便覧(明治19年便覧)』に載る町名を網羅しているものとそうでないものがあるため、本データセットでは『地方行政区画便覧』に載るすべての町名を掲載するように努めました。
  2. 「行政区画変遷・石高一覧」が準拠した江戸時代の郷帳類は年貢収取を主目的としているため、その記載は村方が中心となっています。これに対し、町方(城下・都市)の個々の町には、年貢ではなく地子(金銭・物品)が賦課されているため、郷帳・郷村帳に記載がないのが一般的です。したがって、江戸時代の町方地名についての変遷は、『地方行政区画便覧(明治19年便覧)』に見える町名との照合が中心作業となっています。
  3. 「行政区画変遷・石高一覧」に載る「大区・小区」は、本データでは省略しました。
  4. 「行政区画変遷・石高一覧」に載る「現在(町名ないし字名)」は、本データでは省略しました。
  5. 「行政区画変遷・石高一覧」には、江戸時代の村名とともに石高も記載されているが、本データでは省略しました。
  6. 江戸時代の郷帳・郷村帳によっては、複数の村名を連記してそれらの合算石高を表示している場合があります(例えばA村、B村、C村の3村で500石7升3斗5合という場合)。このような場合「行政区画変遷・石高一覧」では「A村・B村・C村」と中黒でつなぎ、一括して記載していますが、本データセットでは『日本歴史地名大系』項目にA村・B村・C村が存在すれば、各村独立の村として扱いました。

謝辞

  1. 『日本歴史地名大系』の「行政区画変遷」のデジタルデータは、株式会社小学館と株式会社平凡社によって設立された一般社団法人百科綜合リサーチ・センターのメンバー(森田康夫・斎藤文雄・小島晃・成田広一・大澤克行)が作成しました。
  2. データの整備を進めるにあたり、その公開にご理解いただいた株式会社ネットアドバンスおよび株式会社平凡社に心より感謝申し上げます。
  3. データセットの作成には、戸田ペリカン事務所の戸田智恵氏の協力を得ました。

更新情報

2023-10-30
地名ページに地図表示を追加しました。地名の緯度経度には、『日本歴史地名大系』地名項目データセットを活用しています。
2023-10-18
『日本歴史地名大系』行政地名変遷データセットを公開しました。今回は、栃木県と群馬県のデータセットを先行公開します。